ニュース

写真集「『平家物語』祭りの世界」岩田書院より自費出版(2020.12.25)

 『平家物語』を共有する祭り団体各位にエールを込めて。全国のみなさまへ民俗芸能の素晴らしさをお伝えします。

デザイナーの加藤昌子様に、安徳天皇の御衣の山鳩色を基調に装幀いただき、素敵に仕上がりました。お手に取ってご一読いただければ幸せに存じます。

 全国の書店/Amazonほか通信サイト、またはHP問い合わせからご注文賜ります。(価格:3,000円+税)

 

 

「川合神社夏祭り」 (2018.8.26)

  岡山県加賀郡吉備中央町「川合神社夏祭り」(県重要無形民俗文化財)は、古くから神威を慰め疫病の退散と五穀豊穣を祈願するため継承されてきました。 だしは、神社の氏子や地域団体が小屋を設け、歌舞伎や神話などの一場面を表現する人形を、ワラ・紙・木・竹などで作って奉納します。今年のだしは、保存会・各集落・加賀中学校・児童会の八つの小屋に「西郷どん」「光源氏」「ナルト」「桃太郎」などの人形が並び、夜の賑やかな神社境内で輝いていました。

祭りギャラリー夏祭り にアップしました。

「檜枝岐歌舞伎」をアップしました。(2017.8.24)

 平家伝説が残る福島県南会津郡檜枝岐村は、新潟県・群馬県・栃木県の県境に近く豪雪地帯でもあります。

檜枝岐村には、元禄の昔から近松の名作を残す農村歌舞伎があります。8月18日(金)鎮守神祭礼奉納歌舞伎で「一之谷ふたば軍記須磨浦の段」が奉納されました。

茅葺舞台(国指定重要有形民俗文化財)を見下ろすドーム状の石段席は満席状態で、会場は千人以上の観客であふれていました。役者陣の熱演に大きな拍手や掛け声が送られ、臨場感あふれる素晴らしい舞台でした。祭りギャリー先帝祭と源平合戦にまつわる祭りにアップしました。

「那智の扇祭り」をアップしました。(2017.7.19)

  熊野三山・高野山・奈良方面の旅に行って来ました。主目的は、「那智の扇祭り(火祭り)」と滝口入道・横笛ゆかりの寺高野山「大圓院」の宿泊です。昨年は、奈良市の「題目立」と熊野速玉大社の「御船祭」を撮影し、今回で二年連続の紀伊半島旅行となりました。平家一族が深く信仰した熊野の旅は、八百万の神を持つ日本人の信仰の原点を感じました。高野山には、弘法大師が高野山を開山する際に勧請したといわれる荒神社にお参りして、金剛峯寺や根本大塔を拝観しました。「大圓院」の朝の勤行では、藤田光寛ご住職から平家物語「横笛」にまつわる貴重なお話を拝聴させていただきました。祭りギャリー先帝祭と源平合戦にまつわる祭りにアップしました。

🔷日田祇園/隈竹田地区の山鉾を観てきました。甚大な大雨の、り災直後でしたが、伝統の祭りを一生懸命奉納されていました。2012年の豆田地区と一緒に、祭りギャラリー「夏祭」にアップしました。

 

「赤崎神社十二の舞」と「東方太鼓踊り」をアップしました。(2016.11.17)

 山口市秋穂東町で12年に一度の「赤崎神社十二の舞」が、11月13日(土)に奉納されました。(神楽ギャラリー→山口県の神楽集にアップ)

 翌日、熊本県球磨郡湯前町の城泉寺境内で、「東方太鼓踊り」が披露されました。人吉盆地特有の朝霧が立ち込める中、鐘や太鼓の音が鳴り響き、勇壮な舞が繰り広げられました。(祭りギャラリー→源平合戦にまつわる祭りの「旅宿の花」平家追想830年の伝説と芸能)にアップしました。

嚴島神社管絃祭をアップしました。(2016.7.24)

 嚴島神社管絃祭(旧暦6月17日)が、7月20日(水)に開催れ、18日の御船組・19日の御試乗式・20日の本祭を撮影しました。管絃祭は、平清盛が都の「管絃の遊び」を模し、神様を慰める神事として執り行われたのが始まりと言われています。

月夜が美しい嚴島神社は、まるで平安時代にタイムスリップしたかのように優雅で幻想的な雰囲気に包まれていました。大鳥居を背景に枡形の中では、阿賀の船、江波の船、御神体を乗せた御座船が順次三匝(三回廻る)し、見事な櫓さばきを見せてくれ、無事御神体が神社本殿に戻ったのは午前0時を回っていました。

祭りギャラリー「広島県の祭り」にアップしました。

平家と安徳天皇伝説を訪ねる四国の旅をアップしました。(2016.7.1)

6月18日~27日の日程で、椿山太鼓踊り・城川実盛送り・岩戸の虫送りと平家伝説や安徳天皇伝説伝承地を訪ねて、四国を旅しました。仁淀川町都の白王八幡宮、越知町の横倉山と仁淀川、祖谷のかずら橋、落合・栗枝渡集落、イヤギボウシの花など梅雨時期ならでは風景を満喫しました。土佐県立歴史民俗博物館での「いざなぎ流の里物部展」も鑑賞し、充実感たっぷりの旅でした。祭りギャラリー「四国地方の祭」にアップしました。

平家伝説の旅「京都~黒谷~香美~諫早」(2016.2.11)

1月26日から29日にかけて、冬の京都宇治市と綾部市「黒谷和紙」、兵庫県香美町御崎の「百手の儀式」へ。

そして、2月1日に諫早市破籠井の「百手まつり」に行って来ました。平家伝説が残る旅です。宇治川の平等院、残雪と清流が美しい黒谷、丹後半島香美町の余部鉄橋や鎧駅・日本海の風景とカニは久しぶりの楽しい旅でした。

諫早市熊野神社百手まつりは、子供たちを交えて素晴らしい神事でした。祭りギャラリー「先帝祭と源平合戦にまつわる祭り」にアップしました。

「先帝祭安徳天皇八百三十年式年祭」をアップしました。(2015.5.8)

祭りギャラリー「先帝祭と源平合戦にまつわる祭り」にアップしました。5月2日(土)~4日(月)の3日間、「先帝祭安徳天皇八百三十年式年祭」が盛大に執り行われました。

3日の上臈道中は11年ぶりの雨で中止となり、上臈参拝は拝殿内で行われました。4日の御神幸祭は10年ぶりに神牛が出て、晴天の中を元気に歩き、御旅所(伊崎町)までの往復を盛り上げてくれました。

(写真:上臈参拝 五番傘留太夫)


椎葉「嶽之枝尾神楽」をアップしました。(2014.12.10)

神楽ギャラリー「宮崎県の神楽」にアップしました。

全国的な寒波の影響で、五ヶ瀬町国見トンネル付近で積雪があり、肝を冷やしましたが無事現地に到着できました。

平家落人伝説を伝える椎葉では、思いがけない雪景色の中で、「嶽之枝尾神楽」鑑賞と平家伝説取材を多いに楽しませていただきました。

33年期 大川端三寳大荒神式年神楽をアップしました。(2014.5.2)

神楽ギャラリー「島根県の神楽」にアップしました。

 松江市東忌部町の大川端三宝大荒神で33年に1度の式年神楽(43回目)が行われました。426日(土)の14時前より湯立神事が始まり、翌日の7時頃まで、13演目の神楽が奉納されました。大原神主神楽は、出雲流神楽の主流をなし、大原社家神楽によって古くから伝承されてきました。薄暮の中、「八花」から「国譲」へ。そして冷え込む夜明け前の「八頭」「託宣神事」「羯鼓神楽」まで、出雲国に古から伝わる神事を堪能しました。

10年に一度! 戸下大神楽をアップしました。(2014.2.17)

神楽ギャラリー「宮崎県の神楽」にアップしました。

400年前から伝わるという夜神楽。今年は10年に1度の大神楽で、8日(土)の12時より翌日の12時まで、50番の演目が24時間にわたって奉納されました。大神楽の時だけ演じられる「山守(やまもり)」。完全なかたちで伝わっているのは、戸下神楽だけといわれています。

 

「山代地方の神楽(岩国市)」をアップしました。(2013.11.13)

1012日(土)岩国市本郷町の本谷河内神社で6年に1度の式年祭がありました。「山の神」の舞が特別奉納され、その後、神職が藁蛇や幣束を神社の神木に巻き付けて鎮める「山鎮」が行われました。14日(月)は、美和町渋谷旧下畑小学校(山代本谷神楽)で、19日(土)は美和町柿の木原河内神社(金山神楽)で式年祭が執り行われました。11月9日(土)は、下畑三嶋神社の式年祭で下畑河内神社にて山代白羽神楽が奉納されました。神楽ギャラリー「山代地方の神楽」に今年の式年祭をアップしました。

岩国行波の神舞をアップしました。(2013.4.18)

神楽ギャラリー「岩国行波の神舞」で紹介しています。

平成25年4月6日(土)と7日(日)の2日間、山口県岩国市行波の錦川河川敷で開催されました。7年期に行われ、6年に一度の神舞です。 1月の神殿地鎮祭から登り松の切り出しなど、大掛りな諸準備を地域総出で行われ、前夜祭と本番の神舞では悪天候の中を深夜まで素晴らしい舞が披露され、観客の目を楽しませていただきました。関係者のみなさまありがとうございました。